政治、性事、世事

菅直人総理大臣は自民党政権時代、舌蜂鋭く国会で自民党を追求、この人はやれるなと思ったこともあったが、今では落ち目の三度笠。分党分派が多くあった時代の昭和50年代、新自由クラブや革新自由連合会などから多くの政治家が育った。菅直人も北多摩の選挙区から20代で立候補二度ほど落選し三度目に衆議院議員に当選したのを記憶している。市川房江おばあを筆頭に青島幸男、中山千夏などとともに菅直人とともにこの時議員になった人も多いが、総理大臣まで登りつめた菅はやはり政治家としての実力をそなえ努力もしたのだろう。一昨年政権交代にも重要な役割を果たし、期待された人だった。現在どうしてこうも不評なのか、具体的にあげつらうのは新聞やテレビにおまかせして、もともと他の政治信条、リーダーとしての資質など解りやすく説明してくれる評論家やテレビコメンテーターなどはいない。政治家になることだけを目標にしてなったら何をするか日本をどういう世の中にするかなどは何も考えていない、ただひたすら親の跡をついで国会議員になりおいしい生活を長く享受するこういう二世議員と同じレベルの人間なのだろうか。それとも政権をとり権力のおいしさにとりつかれて考えが変わったのだろうか。自民党の福田康夫や麻生太郎のように大学の学費支払いなど全く心配することもなく、貧乏の生活など垣間見ることもなく、エリート社員から親の跡を継いで政治家となった人達と同じだろうか。それほど権力は魅力で魔物だろうか。政権交代して多くの難問、不景気、それに加えて東北大震災、原発事故、並の人間ではとてもさばききれないにはわかっている。それにしても地元で菅直人を見つめ続けてきた者にとっては何とも寂しくふさぎこみたくなってしまうのだった。

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